U−18サハラカップ予選A組・横浜FM戦(江戸川競技場)

kiripan2006-11-12

前試合で強敵ヴェルディ・ユースを3−0で下して、波に乗る東京でしたが、前半早々に相手の個人技でサイドから突破されて失点。しかし中盤を征し、攻撃の連携で上回る東京は、セットプレー後のゴール前混戦から押し込んで同点。その後も前半は中盤で優位に立ち続けて、決定的チャンスを何回も作りますが、決まらずに1−1のまま前半終了。
後半に入り、横浜の猛攻を安定した守備ではね返すと、ワンチャンスを森村昂太が技ありで決めて勝ち越し。その森村は中野遼太郎が交代した後に負傷交代。キーマン2人が居なくなってきびしかなと思ったら、何のその、全員で走ってフォローして、がんばりました。セットプレーからヘッドで2点、サイドから崩して1点、あれよあれよの間に3点追加して5−1。前懸かりになって守備のバランスを崩しがちな相手から、6点目を奪うチャンスも何回も作るほど皆生き生きとプレイしての快勝。
横浜がベストメンバーを組めたのか、組めなかったのかは分かりませんが、ここまでAグループ1位で、抜けていると言われた相手に、中盤の競り合いでも先に体を入れて、ほとんどを制していたのは頼もしい限りです。
Aグループ4チームのうち3チームが決勝トーナメントに進みます。昨年は準々決勝で清水に惜敗し、その清水が優勝したのですよね。今年は是非、頂点を目指してほしいです。