桜島といえば、04年の天皇杯を思い出す。

kiripan2008-12-10

今年の大河ドラマは、生まれて初めてほぼ完璧に見通しました。その「篤姫」に頻繁に出てくる桜島の雄姿を見るたびに、天皇杯で鴨池競技場へ行った時のことを思い出します。
当時J2だった大宮に快勝した試合や楽しい応援も然ることながら、もうひとつ忘れられないエピソードがあります。
帰りの飛行機で、窓側の隣に座った見知らぬ40前後の美人女性が、離陸して眼下にはっきりと見える桜島を見ながらポロポロと涙をこぼしていたのです。何か訳有りなのか、ただ単に故郷を後にする感涙だったのか。動揺した俺は羽田まで一睡も出来ずに(当の本人は、その後熟睡していたのに)、あらゆるシチュエイションを考えてしまいました。親の葬儀に来た帰りだったのか、それとも夫、子供を残して訳有りの旅に出るのか、その訳とは何だ。男絡みだとしたら、このそばにその男もいるのかと周りを観察する、等々。
大げさにエピソードと言っても、ただ隣の女性が泣いていただけの話なのですが、ちょうどこの年はケツメイシの「涙」が出た年で、一番好きな歌だっただけに映像と音楽が見事にクロスオーバーして今だに桜島を見ると思いだすという下らない話でした。
そうそう、今日の入れ替戦・仙台ー磐田は1−1の引き分けでした。他チームの試合ながら、どちらかというと仙台贔屓でスカパー観戦して熱が入りました。